jijimairo0816のブログ

ある日、突然に精神病院へ入院させられた先で出会ったのは三番目の結婚相手でした。周りに反対され、けなされても私は彼と一緒に生きていきたいです。

懐かしい声に浮かれる私

退院してから一人の生活が始まった。

まだ秋なのに、身体がだるくて仕方ないのと

何故、入院させられたのかと怒りが込み上げる毎日を送っていた。


主人が亡くなってから禁煙していたのに、また煙草を吸うようになったことに更にイライラしていた。


そんな時、携帯の着信があった。非通知だったので彼だと直ぐにわかった。


もしもし?僕やで。元気にしてる? 本当に連絡がきたことに驚いたのと、また声が聞けたことが何より嬉しかった。

うん。元気にしてるよ。大丈夫?と答えた。

彼は時間がなさそうに 公衆電話からだからテレフォンカードが少ないからごめん と謝ってくれた。そして最後に また電話してもいい?と聞いたので、 うん。 と答えて切った。


それから毎日、電話をくれるようになった。

彼からの電話を待つ私がいた。


私たちの交際はこうやって始まった。


その月末に彼は退院した。退院した2日目、初めてのデートをすることになった。